私の過去の経験・日常生活から「発達障害の人間が楽に生きる方法」を考えたり、紹介したりするブログです。
(発達障害とは直接関係ない、ど~~~~でもいい記事も多々あります!)
ちなみに筆者は発達障害の確定診断はされておりません。
精神科の先生や臨床心理士さんとお話をして、「発達障害の可能性は高いけど、確定診断をしてもメリットがないので、困ったことが起きたらその都度解決していきましょう」という方針になりました。いわゆる「発達障害グレーゾーン」「発達障害の疑いのある人」という部類です。
白黒はっきりしないままでいいのか?と考える方もいらっしゃると思います。しかし、「なんとか日常生活を維持している発達障害っぽい人」に関しては、「診断名がつくかつかないか」は大きな問題ではないと考えています。
日本では、まだ発達障害への理解が追いついていない
昔に比べれば、「発達障害」という言葉はよく耳にするようになりました。特に教育や児童福祉に関係する人にはなじみのあるワード、必須のワードですね。また、インターネットで自分の悩みを検索した結果「発達障害」にたどり着いた大学生、社会人の方も増えていると思います。
現在、学級には1~2人の発達障害の児童生徒がいると言われています。教員採用試験の問題にも「発達障害」というワードが出てきます。テレビでも発達障害に関するドキュメンタリー番組が頻繁に放送されています。(アズ直子さん、栗原類さんをはじめ)
しかし、「発達障害」というワードが広まってはいるものの、その独特のワードだけが独り歩きしているように見えます。インターネット上の掲示板では、空気の読めない発言をした人に向かって「お前アスペかよ ※」と揶揄している場面をよく見かけます。
また、私は児童福祉の現場に片足を突っ込んでいますが、職員の中には「発達障害って何ですか?」とおっしゃっている方もいました。発達障害の最前線で仕事をしている人でさえ発達障害の中身について知らないことも珍しくないのでは?と(あくまでも経験的にですが…)思います。
「発達障害」を本当に理解している人はそう多くないのが現状、と認識しています。そんな中で発達障害という診断名がつき、さらに公表することは、一般社会ではまだまだオーソドックスではありません。どちらかというと、肩身の狭い思いをするはめになると思います。
※障害者枠で雇用を考えている方は、もちろん診断名・障害者手帳が重要になってきますので、話は別です。
発達障害の診断がついている方だけでなく、「自分ってもしかして発達障害…?」「発達障害はよく分からないけど、コミュ障すぎて人生つんできた…」という方と悩みを共有できたらと思っています。
このブログが少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。
【お断り】
このブログは、筆者の経験則や個人的な考えを中心に書いています。
そのため、医学的・生物学的な観点から発達障害を研究している方、専門機関で発達障害を扱っている方、日常生活維持が困難な程度の発達障害の方にとっては不快な表現・デタラメと感じる表現があるかもしれません。また、同じく個人的な考えを書いているため、科学的根拠のない記事があるかもしれません。
あくまでも「発達障害グレーゾーンの人間の個人的意見」と捉えていただけると幸いです。