幸せについて(ショーペンハウアー、亀井絵里)

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幸せになりたい

 

 

「幸せになりたい」って、口癖のように言ってる気がします。

でも、実際幸せな状態って何なのか、答えが見つかっているわけではありません。

 

 

 

私の大好きな哲学者、ショーペンハウアーは

 

「幸福とは、少なくとも死ぬよりはましと思える状態のこと」

「幸福とは、苦痛が少なく、かつ退屈でない状態のこと」というニュアンスのことを言っています。

あぁ、そうだな、と思います。

しかし、幸せはもっと積極的な物であってほしいという気持ちがします。

幸せ自体を定義することはできなくて、何かと比較したときに「マシ」と思えるのが幸せ、ということでしょうか、ショーペンハウアーの主張は。

このショーペンハウアーの答えは、今のところ私にとって、betterですがbestな答えではありません。

 

 

 

私の大好きな元モーニング娘。のメンバー、亀井絵里さんは

幸せになりたい幸せになりたいってずっと思ってると
幸せになりたいってだけで終わっちゃうんです
幸せだなぁって思ってるとずっと幸せのまま過ぎていくんです」と言っています。

あぁ、そうだな、と思います。

これを二十歳そこそこのアイドルが言ったのは、なおさら「あぁ…」と嘆いてしまいます。

「幸せは認識の問題だ」という主張だとまとめられますね。

 

 

 

今のところ、私の考えの「幸せ」は、ショーペンハウアーに近いです。

私は次のように考えています。

 

幸せになりたいけど幸せって具体的に何のことか分からないし、多分幸せの最中で暮らしたら幸せを幸せと感じられない。

幸せはあくまでも相対的なもので、絶対的な幸せは存在しない。

幸せは事後的に感じる(今は不幸だから、あの時は幸せだったなぁ)

Or

未来への期待(今は不幸だから、いつかは幸せというものになれるのではないか)

という感じでしか感知できないような気がします。

「今、幸せ」っていうのは、思い込みであり、下手したら嘘であり、気のせいだと思います。

ショーペンハウアーの幸福論が私の考えに近くて、亀井さんの考えは「思い込み」だと思います。

 

 

 

一瞬、「あ、今幸せだな」と思うことは私にもあります。

好きな人と会った瞬間、温泉に入った瞬間、美味しいものを口にいれた瞬間、欲しかったものが届いた瞬間…

でも、すべてほんの一瞬だけです。

手放しの幸せっぽいことが手に入っても、すぐに慣れてしまうので、感覚的な幸せを持続させることは難しいです。

 

 

 

 

亀井絵里さんじゃないですけど、

思い込みも思い続けて本心になれば、思い込みがその人の中では本物になって、その人の世界では「幸せ」が確実なものになるんだろうと思います。

思い込みで幸せに生きられる人が、本当に幸せな唯一の人なのかもしれません。

でも、思い込みって思考停止状態ですよね。思考停止が嫌いな私にとって、考え続けることが好きな私にとって、手放しで幸せだと言える時はおとずれるのでしょうか。

ショーペンハウアーのような消極的な幸せがせいぜいってところでしょうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

田舎暮らしの詩人 ななさま

どうぶつの森みたいな暮らしを目指して千葉の金谷に移住した思想家。収入源はライティングとブログ。秋田出身で千葉大学18卒。ヨーロッパで物書きしたい。児童福祉に貢献したい。記事寄稿/被写体します。