旅行とひきもりは似ている
と思います。
私はひきこもり体質です。
高2の夏休み。17歳の夏という最も青春チックな時期に、2週間ほどひきこもるくらいにはひきこもり体質です。理由はただ単に暇だったのかもしれませんが、外に行くのは刺激が多くてそれだけで疲れるのです。思いがけないところで知り合いに会うと、最悪な気分になります。
しかし、不思議なことに、旅行は好きです。刺激だらけ、予測不能だらけなのに旅行は好きです。
大学の長期休みには必ず遠出します。海外にも行きました。普段は家と学校の往復しかしないひきこもりなのに。
家と旅の共通点は、ざっと考えると、「人間関係の希薄さ」と「選んで独りぼっちになれること」かと思います。
家も旅も、わずらわしい人間関係をシャットアウトできます。
また、孤独なのではなく、「選んで独りぼっちになれる」という点が心地よいです。
旅は、現実逃避にもなります。
色々と悩みが多いとき、本当の意味で頭の中を切り替えることができる人って、なかなかいないと思います。
少々乱暴ですが、環境を変えてしまうのが思考を変えるためには手っ取り早いです。
だから、旅行は簡単に頭の中を切り替えることができる、便利な手法です。
まぁ、基本的に予測不能性や初めての場所が苦手なので、旅行に行けばいったで大量のストレスに出会うのですが。。。
旅行を計画しているとき、旅行を思いだしている瞬間が一番幸せかもしれません。
あぁ、結局計画も思い出しも頭の中で完結することだ。
私はもっと、現実の、目の前のものに目を向けなければ…と思う。けど、難しい。