楽と楽しいは違うよねって話。
目次
私は今、すごく「楽」な生活をしている
どれくらい楽かといえば、
- 週4日稼働
- 1日4~5時間の作業
- 家事はやらない
- 睡眠は8~9時間
- 眠くなったら寝る、目が覚めたら起きる
- 義務的な仕事なし
- 強制的な人間関係なし
- 家賃光熱費5000円
- 年金免除、保険料月1000円
忙しく働いている人、ストレスにまみれてる人、現状に不満が多い人からしたら「羨ましい」かもしれない。
新卒で税金が低いこと、家賃が激安なこと、田舎暮らしで浪費しないことにより支出が極端に少ない。買い物やお出かけをしても、10万以下。
だから、必死に働く必要もなくて、しかもフリーランスなので呑気に生きている。
「疲れるのは嫌だし、むしろもう疲れてるし、まぁのんびり気楽に生きよう。新卒隠居、新卒リタイア。それが一番」と思ってた。
結果:気分は「つまらない」「退屈」
楽な生活、安定した生活は実現できた。
実現した感想は「めっちゃ退屈だな…。」
結構毎日が退屈でつまらなくて驚く。いつからつまらなくなったっけ。今年は基本的につまらない。
・目新しいことがないから
・出会いに行ってないから
・安全な位置からまわりを眺めてるから
・リスクを取ってないからかな。新卒フリーランスって突拍子もない進路に見えるけど、とても地味で安定
— ななさま⚓️海賊 (@777nanadayo777) 2018年10月14日
楽で、ゆるくて、穏やかに暮らせたら「幸せ」だと思ってた。
だけど、幸せってよりも「精神的な退屈さに耐えられない」って感じ。目標も夢もない生活は、とにかく面白くない。生きる意味を感じられない。
去年は「楽じゃないけど面白い生活」をしていた
去年は不安定にまみれながら、必死に進路を模索していた。
フリーランスとかブロガーっていう生き方を知ってしまった頃は、毎日が新鮮でやたら楽しかった気がする。
でも、過去を美化してるだけであって、その時はその時なりに疲れてた気もする。
最近つまらないのは、良くも悪くも、フリーランスとして当たり前に生活できるようになった証拠かな。
— ななさま⚓️海賊 (@777nanadayo777) 2018年10月14日
去年は
・求人過去最高レベルかつ国立卒なのに進路が定まらない
・彼女いる人との関係多すぎ、本気になって病みすぎ
・借金4000万肩代わりする可能性
・残高3桁
・学生なのに夜勤で疲弊なのに生き生きしてた。
ここ数年は不安定に慣れすぎて、安定を受け取れない体質になってしまったのだろうか。
— ななさま⚓️海賊 (@777nanadayo777) 2018年10月14日
決して楽じゃなかったけど、行動してたし、発見や驚きに溢れてたし、大変なりに面白かった気がする。新しい出会いも死ぬほどあったし、恋愛関係もいろんなことがあった。
去年と比べて明らかにツマラナイ。もうね、明らかなんだよ。
心は何を求めているのか
自分の心が何を求めているのか分からない。
安定みたいなものが手に入ったら、「退屈」になるし。
お金が手に入っても、全然フットワークが軽くならないし。
せっかくまるもにいるのに、人と関わろうとしないし。
田舎暮らしをしても、「色々めんどくさいな」って思うし。
ライティングでお金を得ても、アフィリエイトでお金を得ても、noteでお金を得ても、アドセンス収入が入っても、感動が無い。全て「そのようなもの」でしか無くなった。
「やりたいけどまだ出来ないこと」、つまり夢がたくさんあるうちは幸せだ。
ライティングで20万近く得ていることも、アフィリエイトで数万入ることも、フォロワーが2000人いることも、noteで毎月お金が入ることも、1年前の私には夢みたいなこと。
夢が叶ってしばらく経つと、現実まみれでつまらない
— ななさま⚓️海賊 (@777nanadayo777) 2018年10月14日
そうだ、感動が無い。私の生活には感動が一切無い。心が動かない。これがいけないのかもしれない。
何をしたら「面白い生活」に近づけるのか
正直分からない。やみくもに行動する段階は卒業した気がするし、明らかに苦痛の多そうなことに挑戦しようとも思えないし。「やってみたいこと」もそんなに無いし。何より「お金にならないこと」に挑戦する心を失ってしまった気がする。
- 「どうせお金にならないじゃん」
- 「お金にならないことをするくらいなら、お金になることをするか寝ていたいわ」
そんな考えが、自然と頭を支配する。
お金持ちでもないくせに、変にお金に取り憑かれている。まじで面白くない人間。
大して守るものもないくせに、ガラクタみたいなものを守るために、大事なことを見過ごしてるような感覚。ガラクタなんて捨てて、大事なものや面白そうなものを拾えばいいのに。両手にガラクタを抱えて、何も拾えない状態になってる。
不安定から安定に変化するのは簡単だけど、安定を捨てて不安定になるのは難しい
何も持ってない状態や不安定な状態は強い。面白い。何にだってなれるから。どこにだって行けるから。失うものなんて無いんだし。
一度安定的な場所にいってしまうと、それを捨てるのはなかなか難しい。
「一度金持ちの生活をしてしまった人は生活水準を下げられない」と聞いたことがある。それに似てると思う。
すでに持ってるものを手放すのは、かなり難しい。精神的にガチガチに固められてるので、それを取り去るのは至難の技だ。
限界を感じると、人は「若い子」を応援したくなるのか
少しずつ増える残高を見て「このお金、何に使ったら有効かな?」と考えた。「誰かお金に困ってる年下の人に分けようかな」と思った。
だけど、それは違う気がする。こんな状況で人に分け始めたら、もう「自分は引退」を宣言してるようなものだ。もう少し上の段階にいったら分けてもいいんだろうけど、こんな中途半端な状態で分け始めたら、「引退宣言」だ。
何も成していない、これからの人間なのに。Jリーガー1ヶ月目で引退みたいな、よく分からない状態になってしまう。
私はまだまだ現役のプレイヤーのはずだ。
監督になるほどの力を備えていないくせに、プレイヤーを引退しようとした。それは良くない。
最近はプレイヤーどころか、場外から試合を眺めて文句を言うだけのオジサンみたいになってる。傍観者を認めるような行為。愚かだからやめたい。
さて、何をしよう
何をしたらマシになれるだろう。夢みたいなものを得られるだろう。面白く暮らせるだろう。
分からない。
「楽さ」を求めるのを、やめたら良いのだろうか。
人に会いに行けばいいのだろうか。
移動すればいいのだろうか。
場所を変える?
何か大事なものを捨てる?
懐かしい人に会う?
分からない。
10月下旬に始まるいなフリまで、自分の仕事を淡々とこなせばいいのか?
復帰する児童養護施設のバイトを頑張ってみたらいいのか?
ちょっと、いろんなことが分からないな。