9月中旬に秋田県大館市にて「曲げわっぱ作り体験」をさせていただきました。
こまちの車内メロディー。実家に帰る感じがする。#秋田新幹線こまち#マニアック耳コピ#耳コピしたい pic.twitter.com/TJwIDSG24Q
— ななさま🎓思想家 (@777nanadayo777) 2018年11月8日
※一緒にいるのは相方のりょうごくんです。平和な顔ですね。

高校の頃から曲げわっぱのお弁当箱に憧れていたので、とっても嬉しかった…!
曲げわっぱのお弁当箱は8,000円くらいするので、なかなか買えなかったのです。
(お金持ちの友達が曲げわっぱのお弁当箱を使っていたから憧れていました。)
目次
大館曲げわっぱとは?

秋田県の県北、大館の伝統工芸品です。
樹齢100年以上の秋田杉を伐採して作られています。
木目の問題により、1本の木から取れる素材は結構少ないようでした。
しかも、全て職人による手作業
どおりで高いわけだ…。
曲げわっぱ作り体験中のななさま

大館工芸社さんで体験させていただきました!
本当は
- 木を切る
- 熱して曲げる
- 数日乾かす
- 組み立てる という工程があるのですが、時間と手間がかかるため「組み立てる」作業のみさせていただきました。
特殊な接着剤を使って組み立てるよ

ヘラで接着剤を塗るななさま

接着剤は普通のボンドに見えますが、口に入れても大丈夫な特殊接着剤らしいです。「企業秘密」とのこと。
木のヘラを使って塗ります。
はみ出した接着剤を拭くよ

どうしても接着剤がはみ出るので、拭きます。

ガーゼを熱湯につけて、ゴシゴシ。
ヤスリで角・表面を削るよ

この作業にけっこう時間がかかります!
角はもちろん、表面も削ります。
これまた秋田の伝統工芸「樺細工」で止められてる部分を削らないように、慎重に…。

表面の絶妙なカーブが難しく、スタッフの方にお願いしました。

完成!言ってしまえば「すでに用意されたものを組み立てただけ」ですが、それでも1時間半ほどかかりました。
表面を塗装するとカビ防止になるようですが、色の雰囲気が変わってしまうので無防備なまま持ち帰りました。心配な方は塗装してもらいましょう。※別途1,000円かかります
曲げわっぱの種類:お弁当箱がオーソドックス

私が作らせていただいたのは丸いお弁当箱です。
他にも楕円形のお弁当箱や巨大な「おひつ」など、様々な場面で曲げわっぱが使われています。
もったいなくて使えていないので、そろそろ活用したいな…!
曲げわっぱのメリット4つ

- 杉の香りが心地よい
- 吸湿性に優れていてお米が美味しい
- 意外と10年くらいもつ
- 美味しく見える
木がお米の水分を吸ってくれるので、普通のお弁当箱で食べるよりも美味しいのです。
見た目だけじゃなく、実用性もあります。
曲げわっぱを使う時の注意:カビやすいよ

雑に扱うとカビやすいよ!
普通の木なので、湿気に弱いです。
洗った後に水っぽいまま放置すると、すぐにカビるようです。
丁寧に扱えば10年くらいもつらしい!
料金:お弁当箱作りは5,000円
ちょい高めですが、普通に買うよりは安いかも…?
- 丸弁当:5,000円
- 七寸盆:4,000円
- パン皿:3,000円
1時間半〜2時間くらいで作ることができます。
アクセス
大館駅から車で10分(駅前にレンタカー屋さんがあるよ)
大館工芸社の公式サイト:http://magewappa.co.jp/index.html
その他の写真
写真を色々と撮ってもらったので、載せます。

何かたくらんでる顔をしていますね。

やはりたくらんでる。

組み立てに使うトンカチと板。すでにカッコイイ。
まとめ:大館は「体験系」の観光が多いよ

大館は
- 曲げわっぱ作り体験
- きりたんぽ作り体験
- 明治25年創業の秘湯「日景温泉」 など
体験しながら楽しめる観光が盛りだくさん!ぜひ一度訪れてみてください。
大館工芸社の公式サイト:http://magewappa.co.jp/index.html
明治25年創業の秘湯「日景温泉」の記事》【日景温泉】秋田県大館市にある創業125年の秘湯に行ってきた