2拠点生活したいので、現実的なことを考えてみた

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我々夫婦はいま、2拠点生活を本格的に考えている。

今は千葉の房総に住んでいるけど、山梨・長野方面にも家が欲しい。賃貸を想定。

2拠点生活を考えた理由は大したことなくて、「現在の場所に飽きたけど、ここを手放すのも嫌だ」から。

気分転換しつつ、現状も続けたい。そんな感じ。

ざっと計算してみたところ、2拠点目の家賃が4万円程度なら、月々プラス7~8万円で新しい家が維持できそう。(※初期費用は除く)

一人当たり3~4万円で家が増えるのは有り!とテンション上がった。

だけど冷静に考えると、メリットに対するデメリットが多すぎる。

まずはメリットについて。




■メリット①:気分転換できる

一番がこれ。「こっち飽きた!気分転換にプチ旅行したい」って時に便利だ。

幸いなことに私はWEB系フリーランスなので、どこでも仕事できる。

「アイディアは移動距離に比例する」とはよく言ったもので、移動という刺激は脳みそにとっても心地よいのだろう。

■メリット②:知り合いが増える、好きなお店が増える

引きこもりなので微妙だけど、単純計算で出会う人数は2倍になる(?)。

あとはお店を開拓できるのが嬉しい。食べることが大好きなので、お気に入りの飲食店探しをしたい。

■メリット③:いろんな人に近くなる

意味が分からないので説明する。

今は千葉に住んでるので、近くの都道府県といえば茨城県、東京都、神奈川県くらい。

だけど長野に移住したら、近くの都道府県に群馬県、埼玉県、新潟県、富山県、山梨県、静岡県、岐阜県、愛知県が追加される。(長野は大きいので、長野のどこに住むかによってかなり違うけど…!)

愛知の友達にも気軽に会える(気分になる)し、新潟の友達にも気軽に会える(気分になる)。

そんなに友達に会うわけじゃないけど、まぁいろんな人が近くなる。

しょっちゅう会うわけじゃなくても、「いつでも会える」って感覚が嬉しい。

■メリット④:フットワークが軽くなる

月1~2で千葉⇆山梨・長野を往復してたら、移動がチョロく感じるはずだ。

ちなみに千葉⇆山梨・長野は片道5時間を想定してる。

片道5時間に慣れたら、片道3時間の移動はチョロく感じるはず。

結果的に、フットワークが軽くなる(???)

■メリット⑤:2拠点生活というレア体験によるレアな知見が得られる

2拠点生活をしてる人ってそんなに多くはない。憧れる人はいても、様々な理由で実践はしていない。

レアな体験をすることで、実際に体験した者にしか分からない知見が得られるはず。

子どものいない気楽なうちに知見を得られるのは、良いことだ。

■メリット⑥:なんかカッコいい、友達に家を貸せる

家のない友達(?)に家を気軽に貸せる。

■メリットまとめ

全体的に「世界が広がる」みたいな方向性だね。

引きこもりが2拠点生活したところで「2拠点で引きこもるだけ」な気もするけど、まぁそれは置いておこう。

続いてデメリットを考えてみる。

■デメリット①:お金がかかる

家賃4万円、光熱費1.5万円、往復交通費1.6万円(二人分)で7.1万円。その他いろいろかかるとして8万円。

夫婦二人で割ったら一人当たり4万円。

現状めちゃめちゃお金に余裕があるわけではないので、固定費が月4万円増えるのは結構デカい。

月収が安定して40万円くらいになったら月の固定費が4万円増えても許せる気がするけど、それ以下だと精神的に厳しい。

また、家具家電なし物件に住むなら初期費用がかなりかかる。

  • 月の収入40万円キープ
  • 家具家電付き物件を見つけるorいい感じのシェアハウスを見つける

この条件を満たさないと、ちょっと辛い。

■デメリット②:食べ物が腐る、ゴミ出しができない

9割自炊の私たちは生鮮食品をたくさん買う。生ゴミも出る。

もし2拠点生活するなら、かなり計画的に買い物をして、ゴミの日に合わせて移動する必要がある。面倒くさい。

自炊を減らすのは嫌なので、「2週間ごとに移動」「1ヶ月ごとに移動」みたいにしっかり決めないといけない。

■デメリット③:家庭菜園・畑ができない

自然が好きなので家庭菜園をしているんだけど、2拠点生活をしたら水やりができない!これは痛い。

近所のおばあちゃんが水やりしてくれる時もあるんだけど、家庭菜園をしたいくせに家を空けまくるのはなんか謎。

これは自然に行きたい系の人にありがちだと思うんだけど、「旅人のように生きたいけど畑もやりたい」という葛藤。

家を空ける人って、誰かと住まない限り畑ができないんだよね。

それも、畑好きな人と住まないと、残された住民は「なんで俺、好きでもない畑仕事やらされてるんだよ」となってしまう。

植物を育てたい人に2拠点生活は難しい。

■デメリット④:物がどっちにあるか分からなくなる

私は本が好きなので、本をたくさん持ってる。しかも1冊を続けて読むわけじゃなくて、10冊を10分ずつ読んだりする。

もし長野に移住したら、

「今日は本Aと本Bと本Cと本Dを読もう」

「いや、本Bと本Cって千葉に置きっぱなしだった気がする」

「うわ〜〜〜〜やっぱりそうだ。長野にはないわ。読めないじゃん」

みたいなことが起きる。

Kindleで買ってる本はいいんだけど、わたしはKindle:紙の本=2:8くらいで所有してるので、紙の本率が高い。持ち運びの必要がある。

ミニマリストは2拠点生活もいけるかも。でも、物が多い人はキツイ。

■デメリット⑤:郵便物の受け取りが難しい

気分で場所を変えてると、荷物の受け取りが難しい。

「1週間後も長野にいるっしょ〜」と思って長野の住所を指定したのに、「やっぱり2日後は千葉にいたい」となる可能性もある。

Amazonを頻繁に利用する者として、荷物の受け取りでストレスを感じるのはキツイ。

■デメリット⑥:近所づきあいが謎

これは住む場所の田舎具合によるんだろうけど、しょっちゅう移動して家を空けると、変な人っぽい気がする。

空き巣にも狙われる??盗まれるものなんて無いけどね、SNSやってると家を空けてることがすぐに知られる・

しかも回覧板とか雑草取りとか、そういうルールに従えない可能性もある。

場所を選んだり上手く説明しておかないと、町から浮く。

■デメリット⑦:(フリーランスじゃない場合、)仕事が不安定になる

WEB系フリーランスの私はどこでも仕事できるけど、旦那はフリーランスじゃない。普通にシフトありの仕事をしてる。

もし2拠点生活をするなら、今の仕事のシフトを超ワガママにするか、辞めるしかない。

決まった場所で働く場合、2拠点生活って急に難易度が上がるな。当たり前のことに気付いた。

■メリット⑧:誘いにのれない

「今日●●が遊びに来るからぜひ一緒に!」みたいな急な誘いにのれない。「あ〜いま長野だわ」ってなる。

まぁ、人と会うことなんてほとんどないので、私には関係なさそうなデメリットだ。

■デメリットまとめ

お金がかかること、郵便物や食料が面倒なことが大きなデメリット。

■じゃあどうしたらいいんだ?

もう一度私の2拠点生活を整理する。

  • 目的:1つの場所だと飽きるのでリフレッシュ
  • メリット:世界が広がる、刺激増える
  • デメリット:お金がかかる(最低月4万円〜)、郵便物や食料が面倒

これらを踏まえて、じゃあどうしたらいいのか考える。

■案①:どちらか一つはシェアハウスにする

シェアハウスの方をサブの家にしたら、郵便物や近所づきあいの問題は解消される。

シェアハウスは家具家電が揃ってて初期費用もそこまでかからないので、初期の負担も少ない。

ただしシェアハウスがあまり好きではないのと、シェアハウスだと夫婦なのに1人1人にお金がかかって結局高上がりになるのが気になるところだ。

■案②:2拠点目は家を確保せず、車中泊やキャンプをする

家を固定で持つと、なんやかんやで高くなる。

最低でも月4万円〜。年にすると一人48万円、二人で約100万円も固定費がかかる。

年で考えるといかに高いか分かる。年100万円あったらできることなんて、そりゃもうたくさんある。

私たちは今、キャンプ欲が熱い。

だったらもう、2拠点目はキャンプでいいんじゃないか。

キャンプ用品を一通り買っても10万円くらい。10万円といえば、2拠点生活で1ヶ月にかかる費用とだいたい同じ。

2拠点生活1ヶ月分のお金でキャンプ用品が一通り買える…だったらキャンプにお金をかけたくなる。

ありがたいことに、旦那の親の車(←まぁまぁ自由に使っていいらしい)は車中泊仕様にしやすいタイプの車だ。

2拠点生活1ヶ月分のお金でキャンプ用品を揃えて、2ヶ月分のお金でさらにいいものを買って、アウトドアを満喫した方がいいんじゃないか。

■案③:場所を変えたいだけならホテルに連泊しよう

このシェアのご時世。使われない時間の長い家にお金を払うのって、普通に時代に合ってない。

だったらホテルに連泊した方がいい。

1泊3,500円/人のホテルに1週間滞在したら、24,500円。10日滞在したら35,000円。

月10日ホテル暮らしの費用(3万5千円) < 2拠点生活を始めたらプラスでかかる費用(4万円)

拠点を2個持つと、月10日ホテルで暮らすよりも高くつくのか…。(食費とか考えるとホテルの方が高くなりそうだけど、それは置いておく)

2拠点暮らしするより、ホテル暮らしを適宜挟んだ方がまだ良さそう。

■案④:Airbnb(通称エアビ)を使い倒す

せっかくなので、時代に合ったものを使い倒すのも有りだ。これはこれで知見が得られる。2拠点生活をするより、Airbnbを使い倒して詳しくなった方が、経験としても需要がありそうだし。

■案⑤:いっそ、今の家を解約して完全に引っ越す

中途半端に2拠点生活するくらいだったら、意思を強く持って引っ越した方が「頑張って生きよう」と思える気もする。

いいとこどりのはずが、どちらも中途半端になって終わる気もする。

中途半端に2拠点生活するよりだったら、まだ短期間で引っ越しした方がマシな気がする。

■まとめ:2拠点生活のメリットは、デメリットを超えてくれない

軽い気持ちで2拠点生活したら、消耗すると分かった。

私としては「2拠点目は家を確保せず、車中泊やキャンプをする」と「ホテル連泊」を組み合わせるのがバランス良さそう〜と思う。

旦那に相談してみよう。

やっぱり、拠点を持つだけで年100万円の支出は勿体無い。お金の使い方として、賢くない。

書いた人:ななさま(@777nanadayo777




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ABOUTこの記事をかいた人

思想家 ななさま

【秋田生まれの思想家/詩人】2069年の世界からタイムスリップしてきました/綺麗だけど役立たないもの、本当のことを探してる/物書きしながら田舎暮らし中/社会の隙間で生きている/発達障害グレー/千葉大学卒/雲の上で暮らしたい/エスペラント語勉強中